はじめに
我々は日本の中にある危険なカルト集団についてお知らせしたいと思っています。
そのカルト集団の名前は「サイエントロジー」といいます。
危険なカルトの歴史
まず、危険なカルトとして有名なオウム真理教についてお話しましょう。このカルトは1995年にサリン(神経ガスの一種)を使ってテロを起こしたことで知られています。
この事件以外にも、さまざまな危険行為を日本中で行っていました。しかし、その被害が小さかったこともあり、世間は彼らが危険な存在であることを見抜けず、その結果、テロを未然に防ぐことができませんでした。オウム真理教は彼らの教義を広めるために積極的に活動していました。しかし、世間に向けて書かれた物は、信者に向けて書かれた物と大きく異なっていました。
オウム真理教は、「入信することで健康と特別な力を得られる」と宣伝していました。しかし、それは嘘でした。オウム真理教は、信者の脱会を許しませんでした。信者は大金を払わされ、脱会しようとすると、「脱会すると殺すぞ」と脅されました。そして、それは単なる脅しではありませんでした。その証拠に、警察は1989年2月に起こったオウム真理教が関わった殺人事件を捜査しました。
また、オウムを批判することによって命の危険にさらされることもありました。坂本 堤(さかもと つつみ)という弁護士が、1989年10月のTBSによるインタビューの中でオウムを批判しました。
その翌月、彼とその家族が自宅から姿を消しました。彼らの遺体が発見されたのは1995年になってからでした。
世間はオウム真理教の行為に目を向けませんでした。その結果、何の罪も無い12人の方が亡くなりましたこのような事が二度と起こらないようにしなければなりません。しかし今日、他の危険な団体が日本で活躍しています。その団体は「サイエントロジー」と言います。
日本におけるサイエントロジー
サイエントロジーはアメリカで生まれたカルトですが、日本を含め、世界中に広まっています。サイエントロジーは様々な別名を用いたり、偽装団体をつくったりして、真の活動を隠しています。
ここ日本では、ダイアネティックスと名乗り、自助グループを騙っているが、実は非常に危険な団体です。
サイエントロジーの活動はオウム真理教と非常によく似ています。彼らは広報活動を積極的に行いますが、本当の教義は公にしません。入会したメンバーは脱会することを許されず、外部の友人や家族との接触を断つことを強制されます。
そして、書籍やセミナー参加の費用として高額のお金を払わされます。こうしたセミナーは、「特別な力を授け、病気を治す」と謳っているが、実際の効果はありません。
サイエントロジーを批判する人は口をつぐむまで脅されます。しかし、サイエントロジーにはオウムとは異なる面も存在します。オウムの活動は派手で暴力的だったために、目につきやすく、阻止するのが容易でした。一方、サイエントロジーの活動は、静かで目立ちません。少しずつゆっくりとメンバーを増やしていきます。
彼らは、会社や学校、病院、官公庁に入り込んできています。サイエントロジーが勢力を拡大すればするほど、惹きつけられて入信する人も増えます。あなたはサイエントロジーの行為に目を向けなくていいと思いますか?我々アノニマスはそうは思っておりません。
アノニマスとサイエントロジー
我々はアノニマスです。私たちの中には、弁護士、親、IT専門家、警察職員、大学生、獣医など、あらゆる職業や年代の人々がいます。「アノニマス」とは日本語で「名無し」と言う意味です。
我々の参加者は名前も、顔も隠しているので、この名前を使っているのです。なぜ我々がそうするのか疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。なぜならばその理由はまず最初に、「アノニマス」として2chのようなシステムを使っているからです。
実名を使わないので、自由に話すことができるからです。話す人より、話そのものの方が大切になるからです。次の理由は、私たちの安全のために名前も、顔も隠すことができるからです。坂本堤さんのように消えたく(消されたく)ありません。
サイエントロジーの拡大を停止することができるまで、アイデンティティを守り通したいからです。あなたもアノニマスになることができます。名前を公開する必要はありません。
出来得るならば他の人にサイエントロジーの危険性を告知して欲しいと衷心より願っております。
サイエントロジーについてのメディア
「Disconnect」シリーズ
カルトであるサイエントロジーに関するシリーズです。フィクションであるが、本当の出来事に基づいて書かれています。友達のアンジーとサラが危険なカルトと巻き込まれてしまったら、人生も友情も引き裂かれています。アンジーは友達を救え、カルトから逃げ切れるでしょうか?
コンテンツ・ページから無料ダウンロードできます。
動画
リンク
・やや日刊カルト新聞:サイエントロジー
・日本脱カルト協会(JSPCR)
・真実のサイエントロジー教会:20年間メンバーだった私が見たもの